フランス・メッツ地方音楽院でギター、指揮法、室内楽、和声、対位法を学び、同音楽院を首席で卒業後1984年にパリ国立高等音楽院に入学、アレクサンドル・ラゴヤに師事する。1987年および88年にギターと室内楽でそれぞれプルミエ・プリ(一等賞)を獲得して修士課程へと進み、アルヴァロ・ピエリ(ギター)およびピエール=イヴ・アルトー、ミシェル・デボスト、オーレル・ニコレといったフルーティストの薫陶を受けた。
室内楽奏者として、エマニュエル・パユ(フルート)、ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ローラン・コルシア(ヴァイオリン)等と度々共演。またレナード・バーンスタイン、ピエール・ブーレーズ、パスカル・デュサパン、ペーテル・エトヴェシュといった巨匠達との出会いにより芸術的影響を受けている。
国家資格を持つ指導者として後進の指導に当たるほか、近年は作曲家としても活躍、エマニュエル・パユのために書かれた「クラップ」はデュラン社より出版されている。
2004年ソロCDデビュー。2010年にはリュート、バロックギター、クラシック・ギター、エレクトリック・ギターを用いてダウランド作品やビートルズ作品等を収録した「24 Ways Upon the Bells」(キングインターナショナル)をリリース、フランスのル・モンド紙により2010年の最優秀レコードに選ばれている。
クリスティアン・リヴェ (ギター&リュート/作曲)