Jean-Guihen Queyras Cello
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。

レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、読響、都響、東響をはじめとするオーケストラ、F.ブリュッヘン、J.ビエロフラーヴェク、L.スラットキン、D.スターン、I.フィッシャー、Y.ネゼ=セガン、R.ノリントンを含む指揮者と共演。

これまでに、ドヴォルザーク、エルガー等のチェロ協奏曲、バッハおよびブリテンの無伴奏チェロ組曲、ベートーヴェンおよびシューマン作品シリーズ(ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ、ヴァイオリン:イザベル・ファウスト)をはじめとする室内楽のCDをリリース、数々の賞を受賞。

演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。

ドイツ・フライブルク音楽大学教授。

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)